うなぎ屋開業のよくある誤解10選
始める前に知っておくべき現実【2026年版】
この記事の結論
- 代表的な誤解は「高単価だから儲かる」「土用の丑の日で一年分稼げる」「FCに加盟すれば売れる」などの思い込みです。
- うなぎは原価率も高いとされる業態のため、売上が大きくても原価と固定費を引いた後に残る額は小さくなり得ます。
- 最も見落とされやすいのは運転資金で、設備に資金を使い切る計画は開業初期の失敗につながります。
うなぎ屋の開業を検討する方から、共通してよく聞かれる思い込みがあります。その多くは部分的には正しいものの、そのまま信じて計画を立てると判断を誤る内容です。本記事では、よくある誤解を10個取り上げ、実際にはどうなのかを整理します。開業前の判断材料としてお使いください。
目次
1. 誤解1〜3:技術と経験について 2. 誤解4〜6:お金について 3. 誤解7〜8:立地と集客について 4. 誤解9〜10:フランチャイズについて 5. 誤解を避けるための3つの習慣 6. 猫家FCの条件を正直に示します 7. よくある質問(FAQ)誤解1〜3:技術と経験について
誤解1:「何年も修行しないと開業できない」
実際:「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」は、生きたうなぎを一から仕上げる伝統的な職人を前提とした言葉です。工程をマニュアル化し研修で習得できる仕組みであれば、必要な技術レベルは大きく下がります。詳細はうなぎ屋に修行は必要?をご覧ください。
誤解2:「飲食経験がないと無理」
実際:うなぎ屋が閉店に至る主な原因は、技術不足ではなく原価管理・資金繰り・立地・人材依存といった経営面です。経験者ほど自分のやり方を持っているため、標準化された手順と衝突する場合もあります。
誤解3:「うなぎを捌く免許が必要」
実際:うなぎを捌くこと自体に特別な国家資格は必要ありません。ただし飲食店として営業するには食品衛生責任者の資格と保健所の営業許可が必要です。必要な手続きはうなぎの資格・免許ガイドで解説しています。
誤解4〜6:お金について
誤解4:「高単価だから儲かる」
実際:うなぎは客単価が高い一方で、原価率も高いとされる業態です。売上が大きくても、原価と固定費を引いた後に残る額は想像より小さくなり得ます。「単価が高い=利益が大きい」ではありません。
誤解5:「開業資金さえあれば始められる」
実際:最も見落とされるのが運転資金です。開業直後は売上が立ち上がるまで時間がかかる一方、家賃・人件費・仕入れ代金は発生し続けます。設備に資金を使い切る計画が、初期の失敗要因として最も多いものです。
誤解6:「黒字なら安心」
実際:帳簿上の利益と手元の現金は一致しません。仕入れ代金を先に払い、売上は後から入るという時間差があるためです。黒字でも現金が尽きれば事業は続けられません。詳細はうなぎ屋の資金繰り管理をご覧ください。
誤解7〜8:立地と集客について
誤解7:「一等地でないと集客できない」
実際:うなぎは目的来店型の商材です。「うなぎが食べたい」と思った人が探して来店するため、通行量の多さが売上に直結しにくい特性があります。むしろ原価率が高い業態では、一等地の高い家賃が利益を圧迫します。詳細はうなぎ屋の立地選びと商圏調査をご覧ください。
誤解8:「土用の丑の日で一年分稼げる」
実際:土用の丑の日は確かに大きな売上をつくれますが、そこに依存する経営は極めて脆い構造です。その日の天候・仕入れ・人員トラブルの一つで一年の業績が決まってしまいます。さらに閑散期も固定費は毎月発生します。
誤解9〜10:フランチャイズについて
誤解9:「FCに加盟すれば売れるようになる」
実際:本部が提供するのは仕組みであり、結果の保証ではありません。仕入れルート、研修、標準化されたオペレーション、ブランド——これらは有効な道具ですが、動かすのは加盟店自身です。この理解のズレが、加盟後の不満の主要因になります。
誤解10:「ロイヤリティを払うぶん損」
実際:ロイヤリティ単体で判断すべきではありません。仕入れの条件や、技術を身につけるまでの期間の短さなど、本部から受けられるものを差し引いて考える必要があります。比較すべきは支払項目の数ではなく、最終的に手元にいくら残るかです。個人開業との比較はうなぎ屋は個人開業とFC加盟どちらが得かで解説しています。
共通する落とし穴
10個の誤解に共通するのは、「一面だけを見て全体を判断している」ことです。高単価という一面だけ、繁忙期という一面だけ、ロイヤリティという一面だけ——事業の判断は、必ず全体の数字で行ってください。
誤解を避けるための3つの習慣
1. 数字で確認する
「儲かりそう」「難しそう」という感覚ではなく、原価率・固定費・損益分岐点で判断します。感覚は誤解の温床です。損益分岐点の計算はうなぎ屋の損益分岐点をご覧ください。
2. 良い面と悪い面の両方を聞く
説明を受けるときは、「うまくいかなかった場合」も必ず質問してください。良い面しか説明しない相手からは、判断に必要な情報の半分しか得られません。
3. その場で決めない
誠実な相手であれば、「持ち帰って検討します」で態度は変わりません。即決を迫られる場面では、いったん引くのが正解です。
猫家FCの条件を正直に示します
誤解を避けるため、猫家FCの条件を明示します。
- 加盟金:150万円(保証金込み)
- ロイヤリティ:売上の4%(最初の3店舗はモデルケースとして3%)
- 業態:うなぎ屋(店内でのご提供に加え、テイクアウトやデリバリーも取り入れ、席数が少ない小さなお店でも売上を確保しやすいモデル)
- 本部が担うこと:うなぎ屋に必要なことを研修とマニュアルで教える/うなぎの仕入れ/物件の条件を見ながら候補地をいっしょに考える
- 募集状況:まだ加盟店はなく、最初の3店舗を募集中
保証できないこと
売上や利益を保証するものではありません。提供するのは仕組みであり、成果は立地・運営・努力によって変わります。この点を曖昧にせずお伝えすることが、加盟後のミスマッチを防ぐと考えています。
まずは情報を確認してから
問い合わせは契約ではありません。加盟条件を確認したうえで、ご自身のタイミングで判断していただけます。
まずは、お気軽にご相談ください
猫家FCは自分のうなぎ屋を繁盛させたい方を募集しています。
加盟条件について、まずはお気軽にご相談ください。